労災死傷者216人増 : ニュース : 岡山 : 地域
20年2337人 コロナ関連追加

2020年に県内で起きた労働災害による死傷者数(休業4日以上)は、前年より216人多い2337人だったことが、岡山労働局のまとめでわかった。年間死傷者数が2300人を超えるのは05年(2343人)以来。職場での新型コロナウイルス感染関連の194人が新たに加わったことが主な理由という。
労働災害の種類別では、「転倒」が514人(前年比65人増)で最多。「墜落・転落」の391人(同27人増)が続いた。「交通事故」は105人(同50人減)だった。新型コロナ関連を除いた死傷者数は前年比22人増だった。
業種ごとにみると、製造業(693人)では「はさまれ・巻き込まれ」「転倒」「墜落・転落」の順で多かった。社会福祉施設(232人)では、腰痛などを含む「動作の反動・無理な動作」が77人と最も多く、うち40歳以上の女性が半数以上を占めた。小売業(231人)は40歳以上の女性の転倒が目立った。全体では、60歳以上が約4分の1を占めた。
死亡災害は前年より1人多い16人。建設業が6人、運輸交通業と製造業が各3人で多かった。新型コロナによる死者はなかった。同局は手すりの設置や段差の解消、滑りにくい靴の使用など、労働環境の整備で労働災害を減らすよう事業者に求めている。
同局は21年についても6月までの労働災害状況(速報)をまとめており、死傷者数は前年同期より175人多い1043人となっている。20年は1人だった新型コロナ関連が21年はすでに165人に上ることが影響しているという。
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